福祉業界での写真の撮り方・使い方

 

 

私たちのグループは、入居者様の「最後の10年が最高の10年に」なるように日々接しています。厚生労働省が提唱している地域共生社会では、将来的には「福祉」と「保育」が一体的にサービス提供できるようにと願っていますが、特養でも保育園でも、その時その一瞬のお年寄りや子どもたちの笑顔を写真に収めることが、福祉の業界で仕事をするうえで大切なことだと思います。

皆さんも写真を見て、「あの時はよかったなあ」「こんなことがあったなあ」と振り返ったりしますよね。写真は本当にすごいです。写真でその時の記憶が鮮明によみがえります。今はスマホのカメラ機能があるのでみんながカメラを持ち歩いているわけです。ひと昔前から考えたら信じられません。なので、写真を撮ってその時その一瞬を保存することができます。職場においては少しでも数多くの写真を撮って、取り損ねたり不要なものは削除していけばいいわけです。もちろん写真がNGな利用者さんもいますので、そういった契約時のルールは守らなければいけません。また、個人のスマホで撮った写真は必ず職場のサーバーやパソコンに写真データを移す必要があります。しかし、個人情報やプライバシーを守りさえすれば写真は大切な思い出や記録になります。しっかり管理していきたいですね。

写真の撮り方の最大のコツは、低い位置から撮ると、対象のものが映えて見栄えがします。福祉の業界ではお年寄りや子どもに対してこちらが目線を合わせるためにしゃがんで話をすることが多いので、ちょうどいいですね。ちなみに写真をパソコンに取り込んで、使う時のコツも一つご紹介します。それは、写真データを「明るくする」ということです。写真を選んで右クリックを押し、図の書式設定を選んで「図の修正」にすすむと簡単にできます。せっかくの笑顔も暗い画像だと伝わりづらいですよね。大切な写真が簡単に、太陽に当たっているように明るくなるので、皆さんもぜひ試してみてください。

写真データのおススメの保管方法は、どなたかぜひ教えていただきたいです。スマホでたくさん撮った写真は皆さんどうしていますか?せっかく撮った写真が消えてしまったら悲しいです。私は一応アプリを使ったりしていますが…。このコラムに「おススメの写真の保管方法」がアップされる日も近いかもしれません(笑)。いずれにしても、写真は人生を振り返ることができる貴重なものです。たくさん撮って、大切に保管しましょう。